仕事が伸びるか伸びないかは世の中が決めてくれる。

先日、10月1日に松下電器産業からパナソニックに社名変更したが、その創設者で経営の神様こと松下幸之助が書いた本。
この中で「自分の仕事」のことをこう綴っている「どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つので、世の中の人々が求めているのでなければ、その仕事は成り立つものではない。...たから、自分の仕事を自分がやっている自分の仕事と思うのはとんでもないことで、本当は世の中にやらせてもらっている世の中の仕事なのである。ここに仕事の意義がある。...仕事が伸びるか伸びないかは世の中が決めてくれる、世の中の求めのままに、自然に自分の仕事を伸ばしてゆけばよい。」
自分の仕事をああしたい、こうしたいと熱意を持って仕事に取り組む事は、それが私心に囚われていたとしても、ある時期においては、特に若いうちは必要なことだと思う。
それをとことんやらないと、その虚しさや徒労感を感じることができず、松下幸之助の言っている意味に気付かないのではないかと思う。

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