XTC-Black Sea
プロデュース:スティーブ・リリーホワイト
アーチスト:アンディー・パートリッジ、コリン・モールディング、デイブ・グレゴリー
パンクニューウェーブのムーブメントからデビューして4作目のアルバム。プロデューサー前作の「Drums And Wires」同様スティーブ・リリーホワイトが担当している。XTCはこの時期あたりからちょうど脂が乗り出してきている。テリー・チェンバースの荒々しいドラミング(かなりユニークなリズム)をゲートエコーでさらにダイナミックに再現し、アンディー・パートリジとデイブ・グレゴリーによるギターアンサンブルやコリン・モールディングのルート音を外したベースライン。ポップでいて奇想天外なコード進行(どうしたらこのようなコード進行が思いつくのだろうか?まったく謎)。そしてユーモアセンス。どれをとっても秀逸。
XTCは結局、当時ポリス(イギリス出身のバンドとしてはXTCの同期生)のようなビクトリーロードを歩むことはできなかったのだが(歩むチャンスはあったが)、おそらくコアなファンがXTCを愛する理由として、ポリスに感じることは無いイギリス人特有のユーモアセンスを感じるからだと思う。
- アーティスト: XTC
- 出版社/メーカー: Caroline
- 発売日: 2001/04/28
- メディア: CD
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1. Respectable Street 3. Living Through Another Cuba 4. Love at First Sight 7. Towers of London
Black Sea/Respectable Street Live from Festival Hall, Melbourne 1980-09-06.
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