XTC-English Settlement

プロデュース:ヒュー・パジャム
アーチスト:アンディー・パートリッジ、コリン・モールディング、デイブ・グレゴリー


82年に発売されたXTCの5作目。(1. Runaways)から聞いたこともない美しいコードストロークのフェードインから始まる。それはデイブ・グレゴリーのリッケンバッカー12弦ギターのしわざで、このアルバム全体を通じてリッケンバッカー12弦の活躍が特徴として際立っている。リッケンバッカー12弦ギターを使用しているロックアーチストの曲はザ・バーズ(霧の8マイル)が有名だが、このアルバムこそ、その特性を生かしているアルバムと言いたい。XTCはギターファンとしてあまり語られることは少ないが、ギターファンにこそ聞いて欲しいアルバムだ。リッケンバッカー以外に、アコースティックギター、ナイロンギター、フェンダーストラトキャスター(時折プロフィット5が登場する)などがアルバムをポップで時には牧歌的に彩り、これらにフレットレスベースそして、重厚なドラムによるアンサンブルが全体的に、ひりひりとした緊張感のあるロックサウンドをとして仕上がっている。

English Settlement (Lp-Facsimile)

English Settlement (Lp-Facsimile)

●お薦めの曲目
1. Runaways 2. Ball and Chain 3. Senses Working Overtime 6. Yacht Dance 7. All of a Sudden 11. Knuckle Down 15. Snowman

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